ハンドメイドの作品を販売して収入を得るにはどうしたらいいの?
そんな疑問にお答えします!
初心者さんにもわかりやすく、販売方法を詳しく解説します。
それぞれのメリット・デメリットも紹介しているので、自分に合った販売方法を見つけてくださいね。
作品を販売する方法は大きく分けて2つ
ハンドメイド作品を販売するには大きく分けて2つの方法があります。
1つは、自分で販売する方法。
2つ目は、他人に販売してもらう方法。
それでは詳しく1つずつ解説していきます。
自分で販売する方法とは?
自分で販売する方法とは、自分のお店やイベントなどで販売したり、ネット上に自分のお店を作って販売する方法です。
- 自分のお店で販売する(実店舗)
- ネットショップを運営する
- 他者が運営するサイトで販売する
自分のお店で販売する(実店舗)
エステサロンやカフェ、セレクトショップなど自分や家族がお店を経営している人は、自分のお店で売る事ができます。
ネットショップを運営する(ネット販売)
自身でネットショップを立ち上げて運営する方法です。
ホームページやブログにカート機能を付けて商品を紹介し、販売する事ができます。
カート機能がなくても、オーダー方法さえ記載しておけば、直接メールなどでやり取りする事が可能です。
他者が運営するサイトで販売する(ネット販売)
メルカリやminne、BASE、STORESフリマなどショッピングサイトで販売する方法です。
スマホで簡単に商品を登録することが可能ですし、購入する側もそういったサイトを利用する人がとても多いので使い勝手はとても良いです。
販売手数料はかかりますが、購入者とのやり取りがしやすく、金銭トラブルも防げるので初心者の方には特にオススメです。
販売方法によるメリット・デメリット
自分で販売する際のメリット・デメリット
【自分で販売するメリット】
- 自分で好きな時に好きなタイミングで販売できる
- 自分が好きな物を販売できる
- 販売手数料がかからない(ネットショップはかかります!)
- イベントやお店など対面販売の場合は、お客さんとのコミュニケーションが取りやすいのでファンがつきやすい
- 値段設定が自由にできる
- お客さんとのコミュニケーションが取れるのでファンがつきやすい
【自分で販売するデメリット】
- 営業力が必要
- ネット販売の場合、商品の写真撮影や商品登録などサイト運営が必要
- 売れたら入金確認、梱包、発送作業などがある
自分で販売する事の大きなメリットは、お客さんとのコミュニケーションが取れること。
お客様の声や意見なども直接聞く事ができるので、商品のアイデアやヒントに繋がることも多いです。
実際、私がこれまで作ってきた作品も、イベントなどで直接お客様からこんな商品があったら便利だな〜とか、
こういう生地でこんなアイテム作れるかな〜などといったお声を頂いて商品化したものも沢山あります。
また、イベントなどで直接お客様と会う事でファンが付きやすいのも事実。
やはりお客さんも直接会ったり話をしたりすると、どんな人が作っているのか、どんな思いで作っているのかを肌で実感すると事でリピーターになってくれたりお客様を紹介してくれたりとご縁を繋いでくださいます。
逆にデメリットとしては、労働力増えるという事。
自分一人でで製作、販売、営業、経理、事務作業をするとなると本当に大変。
時間がない人や、販売や営業よりも製作だけに打ち込みたい!という人は他人に販売してもらうのがいいでしょう。
他人に販売してもらうメリット・デメリット
【他人に販売してもらうメリット】
- 営業が不要
- 販売の手間がかからない(商品の梱包や金銭のやり取りなど)
- 製作のみに集中する事ができる
【他人に販売してもらうデメリット】
- 販売手数料が高い
- お店に合わせた商品の販売が必要
- お店側からの納期に対応が必要
- 納品時にも手数料がかかる(郵送の場合)
私の場合はコロナ前はイベントで自分で販売するのが一番効率的で売り上げも良かったです。
今はイベントも軒並み中止が続き、委託販売のみに切り替えました。
ハンドメイド作品は意外と需要があるんですよね。
ハンドメイド作品ばかりを扱う専門店だけではなく、美容室やカフェ、セレクトショップや子供服のお店などでも良く売れます。
これまでにハンドメイドショップ、雑貨屋さん、美容室、子供服屋さんと沢山の委託販売をしてきましたが、その中でも美容室と子供服屋さんの売り上げが一番良かったです。
子供服屋さんにおいては、月に4万円近くなることも!数があればあるほど売れている状況です。
肝心なのは、そのお店が取り扱っている物と関連した商品を販売する事です。
美容室に置いてもらう場合は、子供用のヘアゴムやカチューシャ、大人用のバレッタやアクセサリーなどがよく売れます。
子供服屋さんの場合はベビースタイや子供用のおもちゃ(歯固め)、手編みの帽子など。
お店側も、お客さんに喜んでもらえる商品が並べてあれば客寄せになるので
お店・お客様・ハンドメイド作家もWin-Win-Winの関係を作る事ができます。
自分に合った販売方法で無理なく販売を始めよう
せっかく素敵な作品を作っているのに販売する方法を間違ったが故にハンドメイドが軌道に乗らない・・・
というのは勿体無い話です。
人にはそれぞれ向き・不向きがあります。
【自分で販売するのが向いている人】(対面販売)
- 人と接するのが好き
- 自分でブランディングしたい
- 事務的な作業が苦にならない
【自分でネット販売するのが向いている人】
- 人と接するのが苦手
- イベントなどに出店する時間がない
- インターネットやアプリなどで作業するのが好き
【他者に販売してもらうのが向いている人】
- 営業やブランディングが苦手
- 人と接するのが苦手
- 製作する事に集中したい
自分に合った方法を見つけて楽しくハンドメイド副業を続けましょう。