お子さんに夏祭りで着る浴衣や甚平を手作りしたい!と思われる方も多いと思います。
私も娘に浴衣を着せたくてお店を色々回ったんですが、好みのものが無くて。
しかも、浴衣って夏祭り以外に出番ってないじゃないですか!子供ってすぐ大きくなるから翌年はサイズアウトになってしまうし。
お祭りに着れて、普段にも使える浴衣ってないかなぁ・・・
と探していた時に「かぶり甚平」なるものを発見!
これだーー!と思って作ってみたら意外と簡単でしかもかなり使えるアイテムでしたよ!
こんな人におすすめ
- 他の子と被りたくない
- なるべく簡単に作りたい
- 好きな生地で作りたい
- お祭りなどのイベント以外でも着せたい
そんな方はぜひ参考にしてくださいね^ ^
※楽天でとっても便利な型紙を見つけました!
かぶり甚平ってなに?

通常、甚平は前が開いていて紐で結ぶタイプのものですが、このかぶり甚平はその名の通り被るだけなのでお子様でも簡単に着ることができます。
さらに、紐なども結ぶ必要がないので、着崩れする事もありません。
思いっきり走り回っても転げ回っても全然大丈夫!
二重になっている部分もないのでとても涼しいですよ!なので、普段着として、また部屋着やパジャマとしても使えます。
さらにご自身で手作りすれば、好きな生地で作ることが出来るので他の子と被ることはありません。
しかも、大人サイズの型紙もあるので、親子リンクも可能!親子で、兄弟で、家族で、夫婦で、お友達同士で、お孫さんと、など色んなリンクも楽しめますよ!
かぶり甚平を作るのに必要なもの
- かぶり甚平の型紙
- 布(綿、綿麻、麻、ガーゼなど)1m〜1m50㎝(サイズによる)
- 1㎝幅のゴム(ズボンのウエスト用)
- 家庭用ミシン
- 裁ち鋏
- アイロン
かぶり甚平の型紙
色んな甚平がありますが、私がおすすめするのは、普段も使えて着るのも作るのも簡単なかぶり甚平です。
ami poche(アミポシェ)さんで購入できます。
夏季限定パターンとなってますのでご注意を!!
などたくさんあります!
一番簡単なのはかぶり甚平です!
大人サイズもあるので親子リンクも可能です。
ふりふりかぶり甚平もとっても可愛いので女の子に是非!!
この記事ではかぶり甚平についてご紹介しています。
型紙について
- 型紙はダウンロードではありません。入金確認後送られてきます。
- 縫代込みの型紙なので自分で縫い代を取る必要はありません。
- 詳しい説明書がついています。初心者の方にもわかりやすいです。
- 型紙をもとにご自身で製作された作品を販売するのは可能です。
よく本屋さんで売られている型紙付きのソーイングブックは、個人で楽しむ用なので製作して販売する事は禁止されています。
しかし、このアミポシェさんで販売されている型紙で作った作品の販売は、委託販売やバザー・イベント・フリマなどの個人レベルでの販売に限り可能となっています。詳しくはアミポシェさんのホームページでご確認くださいね。
布
布は様々な種類がありますが、甚平におすすめの生地は
・コットン100%(綿100%)のガーゼ生地
・コットン(綿)とリネン(麻)が混じったハーフリネン(綿麻)生地
・リップル生地など

必要な長さは画像の通りです。
例えば、90サイズを作りたい場合は100㎝、120サイズを作りたい場合は150㎝必要です。
用尺110センチ巾というのは、だいたい手芸屋さんで販売されている生地は110センチ幅で販売されています。なので、横幅が110センチという意味です。
ただし、マリメッコなどブランド品は横幅が145センチありますので同じように150センチ購入した場合は布が余ります。
その余の布でお揃いの巾着などを作るといいですよ。

私が使ったのは大好きなマリメッコの生地です。
今、同じ生地は販売されていないようなんですが、マリメッコの生地を購入するのはこちらのお店がおすすめです。
マリメッコの生地以外にも北欧生地も販売されており、とても可愛らしく上質な生地です。

(画像から楽天ショップにリンクしています)
リップル生地も涼しくて気持ちいいですよ。
ガーゼの生地をお探しの方はこちらの記事からどうぞ!
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1㎝幅のゴム
こちらは、ズボンのウエスト部分に使用するゴムです。
アミポシェさんでも販売中です。→こちらで購入できます。
100均や手芸店などでも販売されているのでご自身の便利な所で購入してくださいね。
もちろんネットでも格安で販売されています!

(楽天に飛びます)
(アマゾンに飛びます)
ゴムの選び方ですが、私は子供が履くズボンはパジャマゴムやソフトゴムを使うようにしています。きつめのゴムは苦しくなるので。パジャマゴムは名前の通りパジャマ用に作られたゴムで苦しくありません。ゴム選びのご参考になれば幸いです。
家庭用ミシン
ミシンは家庭用ミシンでジグザグ縫いの機能があれば十分です。
ジグザグ縫いとは、布端のほつれ止めをするための機能です。これをしていないと、洗濯するたびにどんどん糸が解けてしまいます。
通常、洋服を作るときなどはロックミシンというほつれ止め専用のミシンを使いますが、最近は家庭用ミシンにジグザグ機能がついていることが多いので代用できます。
私が家庭用ミシンを選ぶ際の目安は、
- フットコントローラーが付いている
- ボタンホール機能がついている
- ジグザグ縫い機能がついている
- 自動糸通し機能がついている
というのを条件にしています。
では一つずつ説明しますね。
フットコントローラーがついている
フットコントローラーとは、昔の足踏みミシンみたいな機能です。
今はボタン一つで進んだり止まったりできますが、実はこれが逆に不便だったりします。
ボタンを押したりするという事は、片手が塞がってしまうということ。
片手が塞がると布を押さえる事ができないのでズレたりヨレたりする原因になります。
その点、フットコントローラーを使えば足で進んだり止まったりできるのでてが塞がることがありません。洋裁をされている方はほとんどこのフットコントローラーを使われていますよ!
慣れるのに少し時間はかかりますが、便利な機能なのでおすすめです。
ただ、和室などで床に座ってミシンを使う場合はフットコントローラーは使えませんのでご注意を!
テーブルなどで椅子に座った状態でミシンを使う人にオススメの機能です。
ボタンホール機能がついている

ボタンホールってあると意外と便利です。
ズボンを作った時にこのボタンホールがあればゴムを交換するのも簡単になりますし、何より仕上がりが綺麗。
しかもボタンを1度押すだけで自動でこのボタンホールを作ってくれるんですよ!最後までほったらかしで!すごく便利じゃないですか??
無くても不便ではありませんが、追加で注文するのは面倒なので私は最初からボタンホール付きを選ぶようにしています。
ジグザグ機能がついている

画像はロックミシンの写真ですが、布端を処理する機能の事です。
通常、洋服を作る際はロックミシンを使って布端を処理するのですが、最近は家庭用ミシンにも布端処理ができるジグザグ機能がついている事が多いです。
家庭用ミシンのジグザグ機能でも十分に端処理ができるので、このジグザグ機能がついているミシンがおすすめです。
自動糸通し機能がついている

糸通しって実は凄い大変なんですよ。老眼が近づくと特にね。
自動で糸通してくれる機能あるだけでかなり時間が短縮されます。慣れるとなんて事ない糸通しですが、慣れない初心者の人だと特にこの糸通しでミシン使うのが嫌になる人も沢山いるので、そこで挫折しないためにもぜひ便利な機能がついている物を選びましょう。
この条件を踏まえた私のオススメミシンをご紹介します。

ミシンといえばJANOME。大手老舗メーカーJANOMEさんの
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裁ち鋏
布を裁断するのには、文房具用のハサミは使う事ができません。
必ず手芸用の裁ち鋏を準備して使うようにしましょう。
なお、裁ち鋏で紙などを裁断すると切れ味が衰えてしまいます。
必ず型紙(紙)を裁断する時は文房具用のハサミ、布を裁断する時は手芸用の裁ち鋏を使うようにしてください。
私が10年ほど使っているのは、このクローバー布切りバサミです。

よく手芸のプロの方が使われる庄三郎の洋裁鋏はとっても切れ味が良くてストレスなく裁断できるんですが、ただ一つデメリットとして「とても重い」ということ。

私は亡き母から生前この庄三郎鋏を受け継ぎました。母は若い頃に洋裁をやっていたのでその時から使っていたそうです。今でも現役で使えます。以前切れ味が悪くなって近くの刃物屋さんに持って行って研いで頂いたんですが、お店のオーナーさんから「とても良い鋏なので大事に使ってくださいね」と言われました。
長く使えますしさすがメイドインジャパンですので、刃の滑りがとても良く細かい裁断から生地を数枚重ねた厚みのある裁断もストレスなくサクッと裁断できます。
良いものを長く使いたいと思われる方は、ぜひ庄三郎の洋裁鋏をおすすめします。
クローバーの布切りハサミも私は2本リピートして使っているほど愛用しています。
とにかく軽くて切れ味が良いですし、手に馴染みやすいので大量に裁断しても疲れません。
以前は1日に50セット以上のスタイの裁断をしていたんですが、私が作るスタイは6重がーぜと2重ガーゼを重ねているのでとても厚みがあります。
それをカットするのに重い裁ち鋏でカットしていると肩凝りと手の腱鞘炎になるぐらいの作業でした。
しかし、このクローバーの布切り鋏は軽くて切れ味が良いので肩こりも少なく、ストレスなくカットできるのでお気に入りの鋏です。
しかも、頒布などの厚い生地も問題なくカットできますよ。
初心者の方にはこのクローバーの布きり鋏がおすすめです。
【クローバー布切りハサミのメリット・デメリット】
【クローバー布切りハサミのメリット・デメリット】
○メリット
・軽い
・値段が手頃
・耐久性が良い
・シャープな切れ味
・手に馴染みやすい
○デメリット
・刃が切れなくなったら買い替えの必要あり
・庄三郎に比べると切れ味が劣る
【庄三郎の洋裁鋏のメリット・デメリット】
○メリット
・切れ味が良い
・厚物生地もストレスなく裁断できる
・刃を研ぐことで半永久的に使える
・高級感がある
○デメリット
・値段が高い
・重い
アイロン
アイロンは、ハンガーにかけたままできるタイプのアイロンはNGです。
手芸で使うアイロンは、アイロン台に生地を置いてかける昔ながらのアイロンが必要です。
アイロンもピンキリですが、ドライアイロンとスチームアイロンができれば大丈夫なので、あれこれ複雑な機能は必要ありません。
シワになった生地を伸ばしたり、接着芯を貼ったりするのに使います。
私は20年くらい前に2000円くらいで購入した安いアイロンを今でも使ってますよ!笑
こちらは安くて送料も無料、レビューもとても良いみたいですね!
手作りのかぶり甚平で今年の夏はお友達と差をつけよう!
今年は色々と制限が解けて夏祭りなども開催されそうな予感がしますね!
ハンドメイド初心者さんにもおすすめのアミポシェさんのかぶり甚平の型紙を使ってオリジナルのかぶり甚平で夏祭りに出かけませんか?
親子リンクの甚平や浴衣もなかなか見つけるのは大変ですが、手作りだったら家族みんなリンク可能ですよ。
お友達とリンクして思い出を作るのも楽しそうですね!
SNS映えするのも間違いなし!
余った布でリボンゴムなどヘアアクセサリーも作って楽しんでくださいね。